
全国クリエイター作品が集う新拠点「Walkers Cafe&Market creator store」が、山形県長井市にて9月にオープンする。
テクノロジーと文化的表現を融合させた新しい発信拠点

山形県長井市は、最上川舟運の発展により古くから多様な文化が交わり、「芸術文化の街」として親しまれてきた。近年では、無人店舗「スマートストア」の展開や市営バス自動運転化の実証実験など、全国的にも先進的なスマートシティ化を進めている。歴史ある街並みと最新のテクノロジーが共存する、ハイブリッドな町として注目を集めているという。
今回、長井駅が隣接する長井市役所内のスマートストア一角にて、新たなセレクトショップ「Walkers Cafe&Market creator store」がグランドオープン!今回のプロジェクトは「未来型店舗スマートストア」と「全国から集うクリエイター」が掛け合わさっており、テクノロジーと文化的表現を融合させた新しい発信拠点となる。
毎月入れ替え制で多彩なクリエイターが参加

「Walkers Cafe&Market creator store」では、著名ブランドから若手作家まで、全国のクリエイターが手がける多様な作品を展開。セルフ決済を導入した未来型店舗の特性を活かし、日常のなかで「アートを買う・楽しむ」新しい体験を提供する。
従来のハンドメイドマルシェとは一線を画し、芸術文化の街として培われた土壌を背景に、「クリエイターと地域・ファンをつなぐ文化拠点」としての役割を担っていくという。
さらに、毎月入れ替え制で多彩なクリエイターが参加し、交流会などを定期開催。長井市を訪れるクリエイターと市民・観光客との新しい出会いを創出し、関係人口の拡大にも寄与していくとしている。
9月の取扱予定ブランド・クリエイターを一部紹介しよう。長井市の伝統工芸「長井紬」を使用したファッションブランド「LCMN」、Y’s出身デザイナーによるモードブランド「IFCET」、8月時点でInstagramフォロワー1.2万人の人気画家「LIU TEN」氏。長井名産「お麩」をモチーフにしたキャラクター「OHUHU」、長井市の地図をモチーフにしたPOPアートを手掛ける「Keisuke Iguro」氏、山形県最上町の若手作家ユニット「カムロ窯」、日本の伝統産業や文化に根ざしたオリジナル&セレクト商品「le creatif matsupoi japon」などが登場する。

なお、「Walkers Cafe&Market creator store」は、セルフ決済システムにより、無人時間帯でも買い物を楽しむことができる。
詳しい利用方法は、下記の長井市スマートシティサポートサイトから確認を。
「山形でしかできないこと」をテーマに幅広く活動中
クリエイターストアのディレクターは、ワンダーピース代表の中川拓氏だ。山形県出身で、20年以上にわたり国内外のコレクションブランド日本展開をサポート。2024年にUターンし、繊維産業の活性化や関係人口創出、新ブランド設立など、「山形でしかできないこと」をテーマに幅広く活動中だ。
この機会に、新たにオープンする「Walkers Cafe&Market creator store」に立ち寄ってみては。
■Walkers Cafe&Market creator store
住所:山形県長井市栄町1-1 長井市役所内
営業時間:平日無人販売5時30分~21時30分(有人販売8時~16時30分)、土日・祝日は無人販売のみ5時30分~21時30分
長井市スマートシティサポートサイト:https://scsupport.city.nagai.yamagata.jp/smartstore
長井市スマートストア公式HP:https://nagai-smart.jp
(ソルトピーチ)